ねこのまどろみ

旅行系サークル「ねこのまどろみ」のブログです。旅行記・プロ野球ドラフト予想・ゲームプレイレポ・鉄道模型工作など雑多に綴っております。

意識低めの鉄道模型工作~HOゲージ編①~

こんばんは。飛鷹です。

 

 

低燃費模型工作シリーズ、第2弾になります。

本連載の趣旨は過去記事をご覧ください。

 

nekoiscat.hatenablog.com

 

 

本日のおもちゃ

TOMIXHOゲージ475系。品番で言うとHO-9056。

475

▲3両編成の方。6両セットはさすがに自重した。

 

やりたいこと・課題

特に凝ったことはせず、付属のパーツを付けたり乗客を積載したり、無難に遊ぶ。

HOゲージの車両は今後ポンポン増やす予定はないため、運転会等でお披露目する主力の編成にすることも念頭に置いて、じっくりと付き合いたい。

また、鉄道模型の初心者がHOゲージに手を出すこと自体が少ないと思われるので、どこで苦戦したのかという参考になれば幸いである

 

なお、モデルの車両としては、2015年の北陸新幹線金沢延伸の直前に撮影した写真が手元にあったため、クモハ475-42・モハ474-42・クハ455-58のA15編成を選択。

 

とやま

▲地上駅時代の富山駅にて。

 

このうち、①ではクモハ475のみをいじっていく。

 

工作

1.カバー外し

まずは車体のカバーを外す。これが結構大変で、ツメがガッチリ引っかかっていてなかなか外れない

無理やり引っ張ると弾け飛びそうなので、慎重に剥がす。

 

カバー外し

▲オープン。

 

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▲車体中央部のツメ。

 

特に、車体中央部にあるツメ(クリアパーツのツメ)は座席に引っかかっているため、外す時も戻す時も意識して操作する必要がある。

 

2.パーツ取り付け

説明書に従って、ワイパーや手すりといったパーツを取り付ける。

 

ワイパー

▲ワイパー。

 

ワイパーは金属パーツ。100均のカッターでは刃、もとい歯が立たない。

ただし、少し押し込むことで凹みをつけることができ、その後手で左右に捻ることで綺麗に切り離せた。エッチングパーツ用のハサミを用意しなくても対処は可能だ。

 

タイフォン

タイフォン

 

次にタイフォン

いくつかタイプがあるので、手元の写真を元に取り付け。模型工作の素材になるとはつゆ知らず、大した写真が残っていないのだが、顔の表情くらいは分かるのが幸い。

 

製作途中

▲ワイパーとタイフォンの取り付けが完了。

 

続いて手すりを取り付ける。

 

手すり

▲爪楊枝にくっついているマスキングテープ上の青いのが手すりです

 

ちっっっさ

 

手すり取り付け

▲うおおおおお

 

指や爪でつまむのも苦労するレベルで小さい。おまけにフニャフニャ曲がるため、穴を捉えたとしても押し込むのが難しい。

ピンセットは手元になかったが、あってもクッソ苦労しますねこれは……。

 

マスキングテープに貼り付けながら作業して、なんとか頭のパーツは取り付けられたが、ヘッドライトの下にある青い手すりの取り付けが凶悪。指がライトと干渉して、マジで押し込めない

実は運転会の日が目前に迫っていたので(&心が折れたので)、手すりは一部を取り付けたのみで一旦保留と相成った。

 

3.お人形遊び

ということで、先に車内の乗客を増やす作業に入る。

 

おにんぎょう

▲高級品を使います。

 

KATOのHOゲージ人形シリーズより「座っている人1(6-501)」を用意し、セメダインでペタペタしていく。

Nゲージで使った安価な100体セットと違って、足切り(物理)せずとも大丈夫なのでかなーり楽だ。尻の面積が広く、接着剤を塗りやすいのもいい。

 

足切り作業をした時の記事)

nekoiscat.hatenablog.com

 

乗客

▲2人目まで搭載。

 

6体入りで1000円したのでお財布には厳しいが、相応のクオリティはある。Nゲージと違って、人形の装いやポーズが車外からでも判別できるため、高級品を載っけるモチベーションはある。

今後もいくらか購入して追加したいところだ。

 

乗客

▲6人搭載。

 

4.転写シート

転写シートで車番を貼り付ける。

なおこの時、運転会が3時間後に迫っていたので本当に突貫工事である。何やってんだ。

 

転写シート

▲車番をペターっと。

 

シートを配置したら、インクの切れたボールペンや爪楊枝の頭など、丸みのあるモノで押し付ける。転写が成功したら、保護シート上から再度押さえつけて定着させる。

 

転写シートは必要に応じて切り離せ、と書いてあるが、上手くやらないと切り離す時点でボロボロになってしまう

個人的には、シートはそのままにして転写し、余計なものが写ったらマスキングテープ等の粘着で除去する方が楽だと感じた。

 

転写

▲乗務員扉にも。

 

乗務員室表示や……

 

転写

▲連結器カバーにも。

 

連結器カバーといったパーツにも転写していく。

 

乗務員扉の貼付け位置は少し凹んでいるので、押さえつける際に保護用紙を破らないよう、丁寧に作業する。

同じく、連結器カバーは出っ張り部分の面積が小さく、シートがズレやすい。ここもゆったりと急いで作業する(?)。

 

5.運転会

運転会前に仕上がったのはここまで(正確には、台車にトイレタンクを取り付けるなどしている)。

クモハ475がお手つき、他2両は工場出荷状態というお粗末な状況だが、走行テストも兼ねてレンタルレイアウトにぶち込む。

 

運転会

はえ

 

運転会

▲ほえー

 

連結器カバーがいい味出している。

一方で穴ぼこだらけの顔は早急に対処が必要だ。友人からは「色塗った真鍮線でどうにかすればいい」という冗談交じりのアドバイスを貰ったが、低燃費工作から離れてしまうので……。

 

運転会

▲よく見える。

 

お人形さんはたった6名でもいい雰囲気。物語性がありそうだ。

 

座高が高すぎる、と感じる場合はやはり足を切ったり尻を削ったりして、人形の高さ合わせをする必要があるのだろうが、「頭が天井にぶち当たる」というレベルではない

そのため、「人形をはっきり見えるようにする」という方針ならこのままでもOKだろう。

 

ただ、人形を乗せたからには室内灯を装備したくなる。

ぼくは運転会が終わった後即買いしました(懐にダメージ)