こんばんは。飛鷹です。
前回の記事で予告した通り、本記事は3月末に行われた運転会関連のレポートになります。
ひよーくんはじめてのとそう~415系800番台~
卒業にあたって、私が気にかけていたこと。それは「模型関連の技術を何も習得していない」「特に塗装回りが何も分からない」という圧倒的な事実。
というわけで今更感が凄いですが、有能な模型鉄の後輩氏に師事して、1編成整備してみることにしました。これが2月前半くらいのお話。
今回は「車内に室内灯と人形入れたいし、ついでに床や座席も塗装してしまおう」というコンセプトなので、Google画像検索や実地調査で車内の様子を観察。
そして、床・座席の色合いに適合しそうなタミヤの缶スプレーを購入してきました。旅行先の。京都のヨドバシで。
(京都旅行のレポートは以下に。)
後輩の手ほどきを受けて車体を分解した後、まずは床の塗装。
床部分のパーツを割り箸に貼り付け、缶スプレーをサーッと……あっ。
スプレーとパーツの距離がうっかり5cmくらいになった結果、盛大にだばぁしてしまいました。うーん、床がビショビショだ。
不幸中の幸いだったのは、一番被害が大きかったパーツがモハ414(=モーター車)の床板であるということ。すなわち、一番どうでもいいパーツ。
気を取り直して、今度は座席の塗装。
床の塗装が乾いたところでマスキングテープをペタペタし、床のライトサンドを保護します。なおこのマスキングテープを貼る作業の最中、ヨーロッパ旅行に出かけているのは内緒。
そしてダルレッドを吹きかけ、マスキングをキャストオフ。
座席の色はいい感じに仕上がりました。
床は少し実車と違う感じですが、そもそも缶スプレーさんサイドにジャストな色が無かったこと・後輩氏に「光の加減も実車と違うんだし、テキトーでいいよテキトーで」というアドバイスを貰っていたことなどが功を奏し、私の脳内政府はGOサインを出しました。
こうして何とか塗装が終わったので、ここから人形を……載せる前の地道な基礎工事。
適当な白いシールを切り出して座席の頭部分に貼り付ける作業と、座席の高さに合わせて人形の足切り(物理)を行う作業です。これがなかなか大変なんだ。
人形1体削るのに5分~10分程度。つまり、1時間作業をしても乗車率が10%も増えないということ。思わず目眩を覚えますね!
七尾線の乗客はそこまで少なくないし、ある程度座席は埋めたかったのですが、運転会に間に合わせないといけないのでそこは妥協してしまいました。
おまけに、今回乗客部分にまで手を付けられたのはクハ415のみ。
モーター車のモハ414はいいとして、クモハ415は空気輸送車と化してしまいました。悲しいなあ。
……それでも。
クハ415自体の仕上がりは悪くないので、私は満足です。
ありがとう、後輩氏。
運転会本番
3/25に415系800番台が一応仕上がって、運転会本番は3/28。しかも徹夜カラオケ後。そして終了後は夜行バスに乗って甲子園へ行く。
これだけアホくさい日程で挑む運転会は初めてだ。
以前の運転会と比べると、金沢軍団にも新顔が増えました。
中隊規模にはなったかなあ。
最大の戦力補強はやはり、私の所有模型史上初の新幹線車両であるW7系。
とある制度によって新品12両編成を実質2000円で手に入れた代物です。
また、475系も増強されています。
今回は比較的大人しめの運転会でしたが、手持ちの車両を転がすのはそれだけでも楽しいものです。また参加したいものですね。
……社会人になってしまったから新車の予算も確保しやすくなったことだし。