(BGM:マリンブルーに沿って)
こんばんは、飛鷹です。
運転会レポに続き、今回の記事はセンバツ観戦記……の、はずでしたが!(ファンタのアレ)
土曜日にちょっとしたお出かけをしてきたので、そちらのレポートになります。具体的に何しに行ったのかはタイトルを読んでください。
禁断症状なのかしら。
社会人になって2週間。旅行欲が早くも抑えきれなくなった上、ドイツで聖地巡礼を達成してしまった私は、今日も軽率に聖地巡礼へと赴くことにした(この件については勿論ヨーロッパ旅行記で触れます)。
今回のターゲットは江ノ島方面。現在プレー中の「ちいさな彼女の小夜曲」、初めて購入したエロゲの「失われた未来を求めて」と、この2本の背景に使われたスポットを巡る魂胆だ。
2013/2010年発売のゲームに対して2019年に反応するという流行の周回遅れっぷりが実に私らしい。
現地へ
昨晩はブログ更新で少し遅くなってしまったが、それでも予定通りに起床。
生活習慣を(強制的に)改め(させられ)た効果が現れている。
片瀬江ノ島着は11時半。日差しは暖かく、花粉症も発動しない。素晴らしい外出日和だ。
駅を出ると、すぐそこに海水浴場らしき気配。基本的に山より海派の私は0.2秒で「すこ」と言い放った。心の中で。
ちいかの編・前
片瀬西浜海水浴場
拓海たちが遊んでいた海水浴場。
背景CGのように島(江ノ島)の横幅が短く見えるようなポイントは発見できず。
また、片瀬漁港のプロムナード(後述)や江ノ島に向かう弁天橋がどうしても写り込んでしまうので、思ったよりもCGと現実の風景が違って見える。
片瀬漁港西プロムナード
汐音が海に落っこちた場所。
CGでは一部分しか描かれていないが、実際には海へと長く突き出した道になっている。500mくらいはあるだろうか?加えて、柵が多数設置されていたり、左側の一段低くなっている部分へ下るスロープが付いていたり、突端が左に曲がっていたり。
海釣り勢が多いのは作中の説明通り。
突端にある小さな灯台(白灯台)は、汐音が歌を響かせながら手をついていたものだろうか?
江ノ島駅
住廼江町駅。
どう見ても元ネタは江ノ島駅なのだが、細部は意外に一致しない。パーツごとに駅舎を分解し、組み換えて再構成したような印象だ。
江ノ電(車両)
現在の江ノ電にCGのタイプの車両は存在しない。
というかこれ1両編成か?ただでさえ乗客の多い江ノ電にそんなものを突っ込んでみろ、極楽寺駅が地獄寺駅に改名するぞ(意味不明)。
デート。
撮影しつつ江ノ電で鎌倉駅まで移動したところで、大学時代のサークルの後輩氏と合流。
後輩の誰かと会うのは大学を脱出して以来初めてだが、互いの言動に全く進歩が見られず一安心。
テラス席でちょっと値の張る昼食を食べた後、ソフトクリームもいただく。勿論、後輩のものとは別の味を選択し、交換作業に勤しむ。作中でのワンシーンを意識していたのは言うまでもない。
しかし、私の目の前にいるのは水夏ではないのである。悲しき現実。
ちいかの編・後
江島神社(辺津宮、中津宮、奥津宮)
沫白神社……ではないかと思って行ってみたのだが。
社殿の構造、石畳の様子などがどれも当てはまらない。先人の情報にも特に記載されていなかったしなあ……。
聖地巡礼としては空振りに終わったものの、島内探訪自体が初めてであったので普通に観光を楽しんでいた。
島を脱出した後は七里ヶ浜方面へ。
国道(片瀬東浜海水浴場付近)
拓海の家近辺。
江ノ電が海沿いを走るのはもう少し東側だし、併用軌道でもない。ということで、CGの線路部分は後付け。
噂に違わず、交通量・夕方の逆光具合共に激しかった。朝に訪れたほうが良かったかもしれない。
ちなみに周囲を見渡したところ、マーメイドは無いが吉野家・ココス・一風堂が確認できた。
江ノ電(併用軌道区間)
この場所自体が何かの背景になっているわけではないが、併用軌道は何回か出現しているので。
CGとの違いは、線路周囲の路面の色だろうか。CGではある程度塗り分けがあるが、実際にはベタッっと一色である。
ここで「ちいさな彼女の小夜曲」の巡礼は終了、次いで「失われた未来を求めて」編に移る。
なおやることは変わらない模様。
われめて編
江ノ電沿線(腰越~鎌倉高校前~七里ヶ浜間)
通学路。
江ノ電が海沿いを走るこの区間において、CGのような右カーブを描く場所は少ない。
鎌倉高校前駅の腰越方にあるカーブの付近が最も近しいだろうか。
また、このような屋根/ベンチ付きのバス停も付近には見当たらず。
線路がカーブしている場所にあるバス停自体、この峰ヶ原停留所くらいしか該当しないが、道路と線路が並行していない。
日坂
通学路。内浜学園から先程の国道沿いへ向かう坂。
左右の壁やフェンスはあまり一致しないが、ここ以外には無いだろう。
なお、この場所は「SLAM DUNK」を始め、様々な作品の聖地となっている。この日も大量の観光客で溢れかえっており、警備員が交通(?)整理をするほどだった。
さよなら休日。
こうして予定していたポイントを回り終え、普通の観光もこなせた私は意気揚々と帰宅。
代償として翌日は身体が使い物にならず、1日棒に振ったが、精神的な何かが大きく回復したのであった。ありがたや。
この先、溜まったストレスは外出することで晴らすというのは有効な選択肢となり得るだろう。ブログのネタも稼げるし、ちょくちょく日帰り旅をしていきたいものだ。
おまけ。
6/16、サンシャイン水族館へのおでかけついでに「ちいかの」の聖地を1箇所訪れた。
猫浜。
池袋駅東口、PARCOの前。出口の番号で言えば26番(だったはず)。実際の景色のほうが奥行きがあるが、全体的な雰囲気はかなり似ている。
「住廼江=江ノ島から30分程度」「◯こはま」というところで、どう考えてもモデルは横浜なのだが、何故かCGは池袋が元になっている。
なお、CGと現実とでは左右が逆になっている。