ねこのまどろみ

旅行系サークル「ねこのまどろみ」のブログです。旅行記・プロ野球ドラフト予想・ゲームプレイレポ・鉄道模型工作など雑多に綴っております。

京王駅弁大会2024レポ

こんばんは。飛鷹です。

 

 

1/22をもって、京王百貨店新宿店で行われていた「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」(京王駅弁大会2024)が終了しました。

 

このイベント、ヒヨー家は家族でしこたま買っては食べを繰り返すのが通例です。財布は痩せて我が身は肥える

今年の購入数は59、その中の思い出深い品々を振り返ってみます。

 

▲駅弁以外のものも買った気がするし、タオルを貰った気もする。

 

(昨年のレポートはこちら)

nekoiscat.hatenablog.com

 

駅弁

ぴよりん弁当(松浦商店、名古屋駅

▲この状態で販売。箱を外すと……



▲こんにちは。

 

▲表情は一匹一匹違う。

 

名古屋名物のスイーツ・ぴよりんを模した弁当。

ぴよりんはケチャップライスの上に敷いたタマゴ+豆(タピオカ)+チーズで表現されており、唐揚げや赤ウインナーといったおかずも相まってお子様ランチのよう。

 

東京駅等で見かけるチキン弁当と同様に、豪華絢爛な駅弁群の中で異彩を放つ、可愛らしさと親近感が魅力的。

 

越後長岡花火寿司(池田屋長岡駅

▲蓋の裏には長岡花火の一口解説付き。

 

長岡・池田屋の駅弁。同じ新潟でも大会常連の三新軒や神尾弁当部と違ってレアキャラ感がある。

 

長岡花火を模した4種類の寿司弁当で、新潟の駅弁だけあって鮭が中心。ただ、カニや鶏そぼろも用意され、味変には困らない。

パッケージのインパクトに対して、内容量は控えめ。しかし、それぞれの小鉢に蓋がついており、「持ち運んで外で食べる」という駅弁本来の目的を意識した作りになっているのが◎。でも今回はおうちで食べているんだよな……。

 

米沢牛&馬肉 あい盛り弁当(黒獅子、山形県長井市)/秘伝ダレから揚げ弁当(鮭ほぐし身入り)(かもめ弁当、新潟県村上市

▲あい盛り弁当。



▲から揚げ弁当。

 

2022年に豪雨被害を受けた、米坂線の応援キャンペーンとして登場。2週間続く駅弁大会で、1週目があい盛り弁当、2週目がから揚げ弁当。

2週分の掛け紙を繋げると米坂線のキハ110系が完成する仕掛けだ。

 

いずれも「いつもの」駅弁調製業者ではなく、山形・新潟の焼肉屋弁当屋が自慢の味を披露している。

特に唐揚げは揚げたてを用意してくれ、アツアツジューシーでサイズも大きめ。実演販売コーナーで長蛇の列ができるのも納得の出来だった。東京駅の祭あたりで継続販売してくんねえかな(なお輸送)。

 

近江牛極(南洋軒、草津駅

▲「明確に肉が美味い肉弁当」。たまらん。

 

今年の駅弁大会では、「増量」の駅弁が何種類か出ていた。そのうちの、肉を増量した弁当がこれ。

 

「ステーキ弁当として成り立つだけのステーキ」の下に、「焼肉弁当として成り立つだけの焼肉」が入った弁当で、肉のボリュームは大満足。

しっかりと甘辛味の付いた焼肉と、肉の旨味をワサビと共に味わえるステーキで、味の方向性も違う。

 

昨年の記事で、

  • 「『肉!米!付け合せ!』な牛肉系の弁当は各社で差が出にくく、味の想像がしやすい」
  • 「素材を高級にすると(値段を吊り上げると)分かりやすくランクアップしたりはする」

と書いたが、この駅弁は典型例。基本的な構成はそのままに、いい肉をたくさん詰め込んでクオリティアップを成し遂げている。

シンプルな掛け紙も含め、王道とは何たるかを体現した一品。