ねこのまどろみ

旅行系サークル「ねこのまどろみ」のブログです。旅行記・プロ野球ドラフト予想・ゲームプレイレポ・鉄道模型工作など雑多に綴っております。

2023年春甲子園観戦レポ

こんばんは。飛鷹です。

 

今回もやりますやりました追加でやりますやりました、甲子園観戦記リアルタイム更新。

 

現地は

スタンドには売り子の声が響く。声出し応援なども解禁され、かなり元の姿に近づいてきた。

とはいえチケットの事前購入が盛んなこともあり、駅周辺は平和。

 

駅前

▲事前チケット制はマジで助かる。

 

マスク着用も義務ではなくなったが、花粉症のぼくは強制着用です(でも関東より関西の方がマシ)。

 

マスク

▲着けたり着けなかったりしろ。

 

3/18

バックネット裏が埋まっていたので、三塁側前方のチケットを確保。

昨晩からの雨で1.5h遅れの開始。宿をチンタラ出発した割に、開会式の入場行進にも間に合った。

 

入場行進

▲門。

 

東北1-3山梨学院

開幕戦。開会式中に降っていた小雨は止み、雲間に青空が顔を覗かせる。日が出ているタイミングは暖かい。

 

そら

▲試合前練習中の上空。

 

陰ると寒いが、凍えるほどでもない。全体的には観戦しやすい天候。

 

試合序盤は両先発の投げ合いに。

山梨学院・林は4回までノーヒットピッチング。

東北・ハッブスは散々ピンチを迎えるも、2回2死満塁、3回無死満塁、4回1死3塁を無失点で乗り切る。

フライアウトが多く、しょっちゅう打球を見失う。

 

▲東北先発のハッブス投手。

 

試合が動いたのは5回。東北が初ヒットでチャンスを作るも無得点に終わると、その裏山梨学院が2点を先行。やきうあるある

 

▲先制タイムリーを放つ進藤選手。

 

すると、東北は100球を超えていたハッブスから秋本にスイッチ。身長差約20cmのリレーに、ワシの遠近感は狂いまくり。

 

▲後続を断った秋本投手。

 

終盤は東北にも当たりが出始め、7回に連打で1点返したがそこまで。林が119球で完投勝利。

四死球1という安定感が光った。

 

北陸1-4高知

前半戦は、曇天模様。降雨は無いがだんだんと肌寒くなってくる。上着を1枚羽織って観戦。

後半に入ると西日が直撃。寒さは和らいだが大変眩しい。

 

▲地上はそうでもないが、上空は少し風あり。

 

1回裏、2回表と点を取り合った後、暫し試合が膠着。

高知は今年も継投のチームだし、そのタイミングで何か起こるかな……と思っていたのだが、先発の辻井が好投。立ち上がりにバタつくも、8回途中まで1失点に纏め、北陸打線に付け入る隙を与えない。

 

▲7回裏、西日の下力投する辻井投手。

 

リリーフした平も無失点。バックもノーエラーで盛り立て、守り勝つ形となった。

攻撃でも6回、8回と欲しいところで効果的に追加点を上げた。

 

▲6回裏、タイムリーを放つ門野選手。

 

なお、スタンドでは高知ユニのおっちゃんがフィーバー。声出し解禁されたから多少はね?

 

大垣日大3-4沖縄尚学

点灯試合。試合前の審判紹介の時点で6人紹介され、甲子園球場は夜へと向かっていく。

気温の低下も相まって、花粉症による諸々が収まる。ちょっとばかしノーマスク観戦。

 

そら

▲そこそこのスピードで流れる雲。

 

試合は静かな立ち上がり。ポツポツヒットは出るが無得点のまま進み、このまま投手戦かと思われた矢先。

 

▲出た!

 

3回裏2死満塁、沖縄尚学4番・仲田が大会第1号のグランドスラム。ド派手に4点を先取する。

直後の4回表、今度は大垣日大のチャンス。1点返してなお1死1・2塁としたが、6番・高川の当たりはちょうどベース付近にいたサードのところへ。併殺で攻撃終了。

 

この攻防で試合の行方は決まったか。この後終盤まで一進一退の戦いが続いたが、大垣日大の追い上げは及ばず。

先発の山田もボールに勢いがあり、8回無四球9奪三振の力投だったのだが……ホームランはこわいね

 

ちなみに指笛は鳴りまくっていました。

 

3/19

バックネット裏(バックネットがあるとは言ってない)へ。

快晴だ。

 

そら

▲半分どころか全面的に青い。

 

東邦6-3鳥取城北

銀傘の下、日陰者(物理)となっての観戦。終盤は日が当たるようになり、暖かくて見やすい状態に。

 

事前情報の通り、東邦エース・宮國は調子がイマイチか。四死球が多く、毎回のようにランナーを背負う。

一方、鳥取城北の新庄は143km/hを記録するなど、ボールの勢いを感じる。エースの調子で言えば明らかに優勢。

 

▲ダイナミックなフォームで投げ込む宮國投手。

 

……なのだが、味方の援護があったのは東邦。

2回に敵失絡みで先制すると、4回にはバント攻勢。ヒット→バントヒット→バントヒット→ヒット(+失策)→バント→スクイズで3点を奪う。

ファーストストライクを叩く、1点差まで詰められた直後に取り返す、1回や8回には悪送球に反応してしっかり進塁と、積極的な攻めが実った。

 

▲9回裏、3番手の岡本投手が試合を〆る。

 

鳥取城北は8四球を選ぶも11残塁。バントを多用し、得点圏にまではランナーを進めていたのだが……。荒れている投手に送りバントでアウトを献上した形になってしまったか。

失点に繋がるエラーも痛かった。

 

それと、やっぱ東邦の応援団は華やかでええなあ。

 

大分商6-8作新学院

あったかい。何ならちょっとあつい。

 

2回に集中打で作新学院が4点先行。

大分商は4回に初ヒットからチャンスを掴むも、併殺間の1点に終わる。

 

このまま作新が無難に勝つかな……という見方が後半戦でガラリと変わる

大分商側にポテンヒットが連続、暴投も誘うなどして得点が入る。甲子園の魔物ちゃんがこっちを見ていますねこれは……。

 

▲6回表、タイムリーを放つ江口選手。

▲風もイタズラします。

 

しかし、作新学院も失点しては即反撃。6回からは完全な打撃戦となる。

 

9回表も大分商は2点を入れて追いすがるが、最後は謎プレーに阻まれ試合終了(1死1・2塁でのレフトフライに対し、2塁を越していた1塁ランナーが帰塁時に2塁を踏み忘れ、しかし審判のミスでアピールより先にアウト判定を出してしまい、整列しかけた選手を戻してプレーを再開した上でアピールを受け付けてアピール成立、試合終了)。

締まらねえ。

 

▲9回表、タイムリーを放つ羽田野選手。

 

色々あった試合だが、終わってみれば2回裏の4点が全てだった。

点は取れるうちに取りましょう。

 

英明3-2智弁和歌山

かげった。ちょっとさむい。

 

前半戦はヒットこそ出るものの、0-0で進行。英明・下村は横手〜下手からの緩いボールで、智弁和歌山・吉川は勢いよく投げ込んで得点を許さない。

 

▲下村投手。

▲吉川投手。

 

6回、英明が待望の先制点をあげる。智弁和歌山がジョックロックを発動して追いつく

8回、英明が2点追加。智弁和歌山がジョックロックを発動して1点返す。本当にやべえなこの曲。

8回に至っては、捕手の送球が投手・寿賀の腕を直撃するというまさかのアクシデントまで。無事マウンドに戻ってきたのは良かったが、次の試合に影響がありませんように……。

 

最終回もジョックロックが鳴り響く中、英明が辛くも逃げ切った。競った試合で、非常に見応えがあった。

 

▲と言いつつ、実は残塁祭りの面も……。

 

3/25

急に行きたくなったので行く。

雨が降りそうな日ゆえ、一塁側中段(銀傘あり)のチケットを確保。

思った以上にアルプス席が近く、クラーク記念国際や東邦の応援がバカ音量で響く。打楽器や低音の金管楽器がよく聞こえるわね(なお、盛り上がってくるとアナウンスが聞こえなくなる模様)。

 

クラーク記念国際1-3沖縄尚学

薄曇り。時々太陽が顔を見せるが、隠れると寒くなる。持ってきたマフラーを装備して観戦。

 

▲降雨は無し。試合も予定通り9時開始。



 

序盤からお互いにランナーを出す展開。沖縄尚学は3番に上げた玉那覇のタイムリーツーベースで先制。打順変更がハマる形に。

6回の追加点も効果的だった。

 

▲先制打の玉那覇選手。

 

一方、2試合連続先発の東恩納は140km/h前後のストレート中心に押していく。毎回のように得点圏にランナーは背負うが、堅い守備にも助けられ、無失点で切り抜ける。

この位置だとストレートの走りが見やすいなあ。

 

▲8回裏2死2・3塁、安部選手をセカンドフライに打ち取る。

 

球数が100球を超えても球威は衰えず、東恩納が今日も完投。

 

東邦6-3高松商

引き続き薄曇り。

 

試合も引き続き荒れ模様。序盤からヒットが飛び交い、毎回のようにチャンスが生まれる。

こういった「いつでも点が取れそうな試合」で「実際に点が取れるか」は大事。この試合では東邦が得点に成功した(※両チームが成功すると馬鹿試合になります)。

 

2回に先行されるも、4回に好走塁を絡めて逆転。5回には内野安打で、6回にはホームランで加点と、初戦に続き硬軟織り交ぜた攻撃が光った。

 

▲4回表、タイムリーを放つ石川選手。

 

 

投手陣はエース・宮國の不調もあってか、山北→岡本のリレー。9安打を浴びながら自責点1に止め、リードを守りきった。

振り返ると、コントロールに苦しみながらも3与四死球に抑えたのが功を奏したか。

 

▲先発の山北投手。

 

▲リリーフした岡本投手。

 

高松商は走塁死での逸機が痛かったか。攻めた結果ではあるし、逆に牽制死を稼いでもいるのだが……。

 

これで増枠による「初戦」VS「2戦目」4連戦は、初戦の高校が4連敗。初戦は難しいね。

 

作新学院9-8英明

引き続き薄曇り。

 

中盤までは同点ながら英明ペース。前の試合アクシデントのあった寿賀は先発して好投、打撃でも2打席連続ヒットを放つなど躍動する。

元気そうで何よりだ。今日もピッチャー強襲食らってたけど。

 

▲3回裏、ヒットを放つ寿賀選手。

 

悪送球1つあった以外はバックも好守で盛り立てる。特に内野がカチカチ。

6回に待望の追加点を3点も入れ、これはゲームの行方も決まっただろ……

 

とはいかない。

7回表、点を取られた直後に作新学院が2点を返すと、続く8回も無死満塁。

先発寿賀、リリーフしたエース下村の両投手に襲いかかる。

 

▲8回表、無死満塁の場面。

 

ここで作新は3本のタイムリー。一気に4点を取って逆転し、今度こそ決まっただろ……

 

とはならない。

その裏、1点返した英明はなおもランナー2人を置き、

 

▲出た!

 

3番・百々の逆転3ラン。

そしてその裏、自らマウンドに上って試合を締め……

 

とは問屋が卸さない。

その裏、作新学院はランナーを1人置き、5番・武藤の再逆転2ラン。あーもうめちゃくちゃだよ。

 

 

9回裏も2死1・3塁までいくし、サードゴロのファースト送球が逸れるし(ファーストがバッターランナーにタッチして事なきを得た)、甲子園の魔物ちゃんは大忙し。

 

▲お疲れ様でした。

 

作新学院はベンチ入りメンバー全員を使い切る、まさに総力戦であった。

 

おまけ

ハヤシライス

ぼっかけ丼+唐揚げ

焼きそば

▲ごちそうさまでした。

 

おまけ2

センバツ開幕の前日、こんなことをしていた。

 

▲はい。

 

この話は別途記事にしたいところ。