ねこのまどろみ

旅行系サークル「ねこのまどろみ」のブログです。旅行記・プロ野球ドラフト予想・ゲームプレイレポ・鉄道模型工作など雑多に綴っております。

2022年夏甲子園観戦レポ

 

こんばんは。飛鷹です。

 

 

夏もやりますやりました、甲子園観戦記リアルタイム更新。

 

現地は

やはり甲子園は夏の風物詩か、春より混雑が激しい。一応、お盆休みは過ぎているのだが。

バックネット裏の店はだいたい開いており、どこも盛況だ。

 

8/15

バックネット裏へ。

かなり前方の席で、臨場感がヤバい(語彙力)。打楽器やメガホンの衝突音が腹に響くこの感覚も久々だ。

バックネット裏(バックネットがあるとは言ってない)なので、ファールボールが怖い。


明秀日立4-5仙台育英

常磐線対決。

 


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▲力投する仙台育英・高橋投手。

 

序盤からランナーがよく出、帰ったり帰らなかったりする心臓に悪い試合。前半は終始明秀日立リードで試合が進むが、全く勝っている気がしない。クソ暑い時にアツい試合しないで?

仙台育英は豊富な投手陣をアテに積極的な代打策、明秀日立は石川・猪俣を頻繁に出し入れと、選手交代も忙しい。

 


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▲この交代よ。

 

結局、7回裏の押し出し押し出し犠牲フライで逆転した仙台育英が逃げ切り、ベスト8進出。

明秀日立はここぞで複数点取れなかったのが響いたか。武田のホームラン、石川の猛打賞など見どころは多かったのだが……。

 

なお、私が生観戦した茨城勢はこれで3連敗。早く勝ちが見たい。

 

高松商2-1九州国際大付

第1試合とは違う、ジリジリとした守り合い。球場もジリジリと暑いです。

ちょこちょこヒットは出るものの、高松商の渡辺和、九国の香西-池田が粘り強く耐える。


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▲黒田・野田・佐倉の九国中軸を1安打に封じた渡辺投手。

 

そんな中、高松商の浅野は四死球上等の攻めに合い、内野安打1本も3出塁。盗塁も決めて、トップバッターの役割を果たした。決勝点も浅野のフォアボールで前のランナーが2進→次打者のタイムリーで生還という流れ。

 

九国も送りバント阻止や尾崎のナイスプレーでよく守ったが、福岡大会決勝から湿っていた打線がついに乾かず。

 

明豊2-5愛工大名電

序盤は愛工大名電ペース。コツコツと得点していく。

明豊も最少失点で耐えていたが、なかなか反撃といかない。ランナーは出るのだが。

 

後半は明豊のエース格・森山が粘り、野手もライト・嶽下の2補殺などで盛り立てたが、愛工大名電・有馬を最後まで崩せず。内野も非常に堅かった。

今年の名電は強いなあ。


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▲9回のマウンドに立つ有馬投手。

 

なお、バックネット裏はこの試合中に日陰へin。風も吹いて少し居心地改善。

 

近江7-1海星

近江・山田、海星・宮原の好右腕対決。

……なのだが、山田が人気すぎてバックネット裏は近江寄り。1表の守備紹介の時点で拍手がでけえんだわ。

 

試合は海星が先制するも、中盤に清谷のランニングホームラン未遂などで逆転。しかし宮原もそれ以上の失点は何とか食い止め、2-1で7回へ。

すると、山田が久々にピンチを背負うが連続三振で切り抜ける。その裏2アウト満塁から山田のホームラン。なんやこいつ……(畏怖)

 

最後は星野がランナーを出しながら無失点で〆。

試合終了後、クールダウンのキャッチボールをする山田を一目見ようと、スマホを構える観客の多いこと。


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▲大人気。

 

ちなみに、バックネット裏は9表だけ海星寄りになりました。

 

8/16

今日もバックネット裏へ。今度はネットがある。

昨日に引き続き前方の席。打者の真後ろに近付いたので、打者目線で投手を見るような形になるだろう。

 

下関国際9-3浜田

中国対決。

地力に勝る下関国際は序盤から得点。1回、2回と複数得点できたのは大きかった。


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▲1回表、2塁打を放つ仲井選手。

 

先発・古賀は立ち上がりこそ球が走っていなかったが、その後は出力を上げ、6回途中までノーノーペース。ノーノーが途切れた後、余裕を持って後続に託した。

バックも1エラーしたが、全体的には堅守を見せた。

 

浜田はパスボール1つあった他は無失策で守り、2番手の森井もスライダー・フォークを軸に中盤を抑えて傾きかけた流れを止めた。

3番・波田のホームランなどで下関国際3番手・仲井を引き摺り出すまでは行ったが、及ばず。


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▲力投する森井投手。

 

なお、球場は曇りをベースに、小雨が降ったり晴れ間が見えたり天気雨になったり。落ち着かない天気である。

昨日より暑さはだいぶマシだが。

 

九州学院4-0国学院栃木

雨が止み、暑い日差しの下で、打線活発な両チームの戦い。

……が、今日の主役は九州学院エース・直江。140キロ台のストレートを軸に、130キロ前後のチェンジアップ、120キロ前後のスライダー、100キロ前後のカーブを散らして的を絞らせない。時々味方のエラーに足を引っ張られるが、その度に抑えてフォロー。

そのまま9回を投げきって完封勝利をあげた。


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▲完封勝利を上げた直江投手。

 

打線は1回裏に先制した後、なかなか追加点が奪えなかったが、7・8回と終盤に貴重なダメ押し。

 

国学院栃木智弁和歌山戦同様、細かい継投策。5回1失点でエース・盛永へ託したが、打線が封じられた。

しかし、作新学院の連続出場をストップし、開幕戦で逆転勝利、2戦目でも智弁和歌山に競り勝ちと、大会を盛り上げたのは間違いない。

 

敦賀気比1-8聖光学院

センバツ前、「打撃力が課題」と言われたのも今は昔。聖光学院打線がこの試合でも持ち味を発揮。

初回に3番・安田が低めを上手く拾って先制すると、3回にも安田の一発。浜風は順調に吹いているのだが、お構いなしにライトスタンドへ突き刺した。

 

エース・佐山は打たせて取るピッチングで、散発6安打・1四球と崩れる予兆無し。

 

敦賀気比は投手上加世田が早々に攻略され、点差が開いてしまった。

今大会好調の清野先発なら違った展開になっただろうか?


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聖光学院3番・安田選手と対峙する清野投手。

 

あと、球審がめっちゃ元気だった。

 

二松学舎大付0-4大阪桐蔭

いつものことだが大阪桐蔭打線は振りが強い。金属音が重くてエグい。高反発金属バットやめません??


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▲先制打を放つ4番・丸山選手。

 

ただ、二松学舎大付2番手、センバツではエースナンバーを背負っていた布施が好投。エンジンがかかってきたであろう大阪桐蔭相手に4.1回無失点で切り抜けた。


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▲8回裏を三者凡退で終わらせる布施投手。

 

それだけに、序盤のエラーやバッテリーミスが痛かった。2点差くらいに抑えていれば……。

 

予想通りと言うべきか、9回表はバックネット裏全体が二松応援モードに。

連打を浴びたが、大阪桐蔭先発・川原が無失点で凌いだ。