ねこのまどろみ

旅行系サークル「ねこのまどろみ」のブログです。旅行記・プロ野球ドラフト予想・ゲームプレイレポ・鉄道模型工作など雑多に綴っております。

2023年夏甲子園観戦レポ

こんばんは(?)。飛鷹です。

 

今回もやりますやりました、甲子園観戦記リアルタイム更新。

 

現地は

マスク着用も遠い話となり、およそいつも通りの甲子園。

 

8/11

1塁側中段、屋根のある場所へ。このクソ暑い中、直射日光まみれは危険が危ない。鍛えている球児とは違うのだよ……。

 

目論見通り直射日光は防げたし、少しだが風もあって観戦条件は悪くない。でも暑い。

カバンに忍ばせた塩昆布を貪り食らいながら居座る。

 

いなべ総合0-3沖縄尚学

なんと夜行バスが2時間近くの大遅延。球場入りした時には試合が終わっていた。荒れた試合ならともかく、1死球完封じゃあね。

まあ東恩納の快投はセンバツでも見てるしええか……。

 

はえーよホセ。

 

立正大淞南3-8広陵

優勝候補・広陵が登場。

 

しかし、前半は立正大淞南が優位に試合を進める。

初回に満塁のピンチをしのぐと、直後の攻撃で広陵・高尾にヒット3本を浴びせて先制点。4回裏に逆転されるも、即座に再逆転。

 

▲5回表、山下選手のタイムリーで勝ち越しに成功。

 

このまま進めばあるいは……という6回。表の攻撃が三者凡退に終わると、パスボールやら目測を誤っての2塁打やらで広陵が5得点。


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▲6回裏、真鍋選手の当たりは走者一掃の2塁打となる。

 

以後はベンチ入り選手を何名か繰り出しつつ、広陵が逃げ切った。エース・高尾はセンバツと同様、尻上がりの投球で7回94球3失点。サード・谷本を中心に守りも堅かった。

 

元々、グラウンド整備後の6回表裏は試合が動きやすいとされてきたが、クーリングタイムのある今年はより露骨になったかもしれない。

 

 

ビッグイニング

 

慶應義塾9-4北陸

あつい。

 

▲いい天気。

 

慶応打線はコンタクト力が高い。三振こそ喫するが、ここぞという場面ではボールを上手くバットに乗せ、外野へ運ぶ。5回まで毎回得点と実力を見せつける。

 

 

▲5回裏、先頭の小宅選手が2塁打を放つ。

 

さらにショート・八木を中心に堅守も発揮。

大応援団の圧にも支援されつつ、前半のうちに大量リードを確保した。

 

北陸はクーリングタイム後に落ち着きを取り戻したか、6〜8回は無失点。9回表にも友廣のホームランなどで4点を返したが……やはり9失点は重すぎた。

 

なお球場が最も湧いたのは「代打・清原」のコール時

 

文星芸大付9-7宮崎学園

昼間よりは涼しくなり、風もやや強めに。観戦にはいい気候になってきた。夏の甲子園が朝夕2部制になるなら、午後は16時開始かな……。

 

初出場VS 御無沙汰の対決ながら、序盤3回は静かな進行。ランナーは出しつつもしっかり守り合う。

 

ところが4回、急に試合の流れが変わる。

文星芸大付が2点を先制した直後、宮崎学園は満塁からライトへタイムリーヒットこれが後逸を誘って逆転

 

▲4回裏、丸山選手のライト前ヒットが後逸を誘う。

 

宮崎学園は更に加点。

5回表に1点を返されるも、その裏に2点。主導権を握る。

 

しかし後半、今度は文星芸大付が猛反撃。まずは7回に2点を挙げる。

8回も無死1・3塁と攻め立て、9番・工藤の当たりはライトへ。これが後逸を誘って、実質ランニングホームランに。一気に逆転する。魔物ちゃんがライト後逸合戦を演出しましたねこれは……。

 

▲さらに黒崎選手のタイムリーで9点目。

 

宮崎学園は9回、ランナーを2人出すも、6番・田口の打球がサード正面へ。5-5-4のゲッツーで試合終了。両軍合わせて29安打16得点の荒れたゲームを文星芸大付が制した。

 

 

▲惜しいところまではいった。

 

8/21

コミケを挟んでまた来ちゃった。

1塁側中段、屋根のない場所へ。10時にチケット取ったらめっちゃいい席になった。それはいいのだが屋根が無い。暑い!

 

汗がバカみたいに流れ落ち、夏の甲子園の厳しさを再確認。スマホもホッカイロになり、カメラアプリが落ちる落ちる。

帽子とタオルで武装しつつ、クーリングタイム以外もちょくちょくスタンドに引っ込み、「いのちだいじに」で行く。

 

▲猛暑のお供。

 

茨城県勢が残っているなんて。

 

仙台育英6-2神村学園

西日本唯一の生き残りにして九州出身者勢揃いの神村学園と、東北対決を2度制してきた仙台育英の一戦。

 

2回、仙台育英先発・高橋から神村学園が先制点をもぎ取る。

その裏に追いつかれるも、2ボールからリリーフエース・黒木を投入して同点止まりに食い止める。ここまではいい戦いだったが……。

 

▲好調の橋本選手をセカンドゴロに打ち取る。

 

3回、仙台育英は4番・斎藤(陽)のスクイズで勝ち越すと、暴投で追加点を挙げた直後に6番・鈴木のホームラン。多彩な攻めで一気に突き放す。点を取れそうな時に取れるチームは強い。

 

さらに、6回頭でスパッと湯田にスイッチ。8回には、ホームランに加えて外野守備でも好プレーがあった鈴木に対し、浜田を送って守備固め。選手交代もガチガチである。

 

神村学園は黒木が粘って4〜7回まで「0」を並べたが、8回裏に重い1点を失い勝負あり。

勝敗を分けたのは四死球とバッテリーエラー、後は純粋に投手の枚数だろうか……。

 

▲9回表、4番・正林選手と対する湯田投手。

 

慶應義塾2-0土浦日大

2回から日陰に入った関東対決。あ^〜生き返る^〜

 

この試合は慶応のエース・小宅が躍動。投げては土浦日大打線に連打を許さず散発7安打で完封。打っても先制点兼決勝点となるタイムリー。つよい(確信)

 

1つエラーはあったが、相変わらず守備も堅い。地力でジワジワと押し勝ったような試合運びだった。

 

開幕戦のタイブレーク、6点差逆転など、激戦を勝ち抜いてきた土浦日大はついに力尽きた。守備は無失策、伊藤(彩)-藤本のリレーも最少失点で我慢し続けていたが……。

 

▲3回裏、リリーフした藤本投手が延末選手をライトフライに打ち取る。

 

▲8回裏2死1・2塁、太刀川選手はレフトフライに倒れる。

 

▲またおれの目の前で茨城県勢が負けた……。