こんばんは。飛鷹です。
ガバガバドラフト予想、今年もやっていきましょう。まずはヤクルト編です。
(ヤクルト編の思考整理はこちら)
昨年のドラフト
支配下の野手3名は全員が一軍を経験するなど、まずまずのスタート。特にファームで18本塁打を記録したドラ3・澤井は来季以降の覚醒が待たれる。
一方、ドラ1・吉村は4勝を上げたが12登板止まり。1年間ローテを守り続けられるか。
1位指名
打撃力のある選手は昨年のドラフトで目処が立った。メディアの事前情報通り、今年は投手の整備に充てるか。
豊作の東都投手陣のうち、左腕でゲームメーク能力がある武内(夏、國學院大)が第1候補か。清水、(東芝経由だが)吉村と、國學院大卒のドラ1は過去事例がある。
多少不安定でもスケール感を重視するなら細野(東洋大)、右でもいいからタフさ優先なら西舘(勇、中央大)が考えられる。ヤクルトの初回入札は競合上等であり、臆せず突っ込んでいくだろう。
抽選を外しても、引き続き投手をプッシュしていくだろう。外れ1位で度会に行ったら面白いけど。
その他の補強ポイント
投手
今年は2位の指名順が早く(15番目)、投手のドラフト候補が多い。良さげな選手が残っているのではないか。
ヤクルトドラ2までの14名を仮定してみる。
- 高校生
前田
真鍋 - 大学生投手
常広
細野
西舘勇
下村
武内
古謝
西舘昂
岩井
上田(大) - 大学生野手
上田(希)
廣瀬 - 社会人
度会
佐々木(花巻東高)が不在の分、長距離砲の真鍋や廣瀬(他、明瀬(鹿児島城西高)とか)の株が上がるという読み。
廣瀬OUTで草加(亜細亜大)INかもしれないが、概ねこのようなメンツだろう。
したがって、高校生なら東松(享栄高)や木村(優、霞ヶ浦高)、坂井(滝川第二高)、大学生なら高(大阪商業大)や尾崎(法政大)に、村田・蒔田・石原の明治大トリオなどが残っている可能性は十分あるだろう。ドラ1かドラ2で左腕が欲しいところ。
また、下位では古田島(日本通運)など、社会人投手の指名が考えられる。
「即戦力2~3、高校生1」ないし「即戦力3」くらいが着地点になるだろうか……。
捕手
思考整理で触れなかったが、ヤクルトの支配下捕手は5名。育成が3名いるとはいえ、枚数を増やしたいところではある。鈴木(叶、常葉大菊川高)、堀(報徳学園高)ら高校生捕手の指名はあり得るだろう。
コメントを出している鈴木が一番手か?
右打ち野手
思考整理時は緒方(横浜高)、今泉(法政大)なども挙げていたが、結局プロ志望届を出さなかった。
残る有力な候補は内野手なら山田(仙台育英高)、百崎(東海大熊本星翔高)、森田(大、履正社高)、辻本(仙台大)、外野手なら星野(前橋工高)、高野(三刀屋高)、宮崎(山梨学院大)など。
より手薄なのは内野手だが、年齢構成を考慮して外野手の高校生を1人獲っても良さそうだ。
ただ、北村が全く働かないこともなさそうだし、目先では助っ人野手2人が右打ち。タイミングが噛み合わなければ、この枠の指名自体が見送られてもおかしくはない。
全体予想
- 武内(夏)(→西舘(昂))
- 木村(優)
- 蒔田
- 鈴木(叶)
- 古田島
- 星野
各項目を総合すると、全体予想はこんなところ。3位で誰が残っているかが分岐点となりそうな予感だ。
全く別の方向性として、2位で武田(山形中央高)を指名して、将来のセンター候補とする、という路線も無いとは言い切れないか。
度会は……どんなに残っていても中日2位で掻っ攫われることが予想される。
逃す可能性が高いだろう。