ねこのまどろみ

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2021年ドラフトを振り返る~De編~

こんばんは。飛鷹です。

 

 

今年のドラフトも早速振り返っていこうと思います。

今回はDeNA

 

事前予想

  1. 佐藤(→隅田)
  2. 古賀
  3. 古屋敷
  4. 丸山
  5. 米倉
  6. 前田

以上は7月の予想。

 

とにかく投手事情が厳しいため、先発型を中心に即戦力を確保。

さらに捕手や右打ち外野手、アスリート系の野手といった補強ポイントを押さえる流れと見ていた。

 

(事前予想記事はこちら)

nekoiscat.hatenablog.com

 

 

実際の指名

1位:小園(市和歌山高)

「個人的には高校生希望だけどどうせ即戦力やろ」という見立てが見事に外れ、小園に突撃&見事当たりクジを引き当てた。

隅田(西武1位)の評価が高止まりする一方、佐藤(隼、西武2位)がケガをしたことから指名集中が予想され、その分小園は当てやすくなったと踏んだだろうか。

 

高校生投手に1位指名を割くのは松井裕樹以来、獲得に限ればなんと北方以来のこと。

将来のエース候補として大事にしたい。

 

2位:徳山(早稲田大)

全体13番目では即戦力投手を獲得。

誰も彼もが最終学年での迫力不足(事実、春のリーグ戦を観戦した際はストレートの球速が145km/hもいかないような状況だった)を挙げ、この位置での指名は少し驚いたが、どうやら順位縛りの影響もあった模様。

 

とはいえ実績は一級品で、秋は復調気配。センバツ優勝の肩書きを所持し、大舞台経験もある。

早くからローテに加わってほしいところだ。

 

3位:粟飯原(東京学館高)

アスリート系の遊撃手を獲得。今年の高卒内野手だと、サードがメインの有薗(日ハム2位)に次ぐ評価を受けたことになる。

 

森がいるとはいえ、DeNAにはまだまだ不足しているタイプで、的確な指名と言える。

誰かを外野(センター)にコンバートすることも視野に入れて二遊間のポジションを争っていくことだろう。

 

4位:三浦(銀、法政大)

折返し。即戦力投手を追加。

 

三浦も徳山同様、高校時代から実績を重ねてきた(そして最終学年でやや評価を落とした)即戦力右腕。ネームバリュー通りの働きをしてくれれば、投手事情が大きく改善するだろう。

昨年の入江も含め、先発ローテから漏れた選手を後ろに回すことも有り得そう。

 

5位:深沢(専大松戸高)

小園とはタイプの違う高校生投手へ。

今年はどちらかといえば「投手の年」である分、甲子園で活躍しつつも意外と高騰しなかった印象。

 

ベイスターズの右サイドハンドということで、まずは加賀を超えてくれたら(こっちはスリークォーター気味であちたは沈み込むようなフォームだけど)。

 

個人的には下総民が来てくれて大歓迎です(※出身は東京)。

 

6位:梶原(神奈川大)

最後に、若手のいない外野手を補強。

 

長打力に加えて足もある選手で、6位指名はなかなかおいしい。

編成的に人数が足りないのは右打ちだが、比較的タイプの近そうな細川や蝦名が右打ちなので、左打ちでも特に問題ないだろう。

彼らと競い合って、まずは代打枠を埋めるところから。

 

総括

最大の注目株に臆せず突っ込んで当たりクジを引いただけでも◎だが、2位以下もバランス・補強ポイントを見据えた、満足度の高い指名。

左投手が不在だが、昨年3人(+育成石川)を獲得したので、そことの兼ね合いだろう。

 

懸念材料として残ったのは捕手。

松川(ロッテ1位)が早々に消え、地元枠の福永(オリックス3位)や秋に打撃不調の古賀(西武3位)もDeNA3位では残っていなかったため、致し方ないところではある。

育成2位の東出(小松大谷高)が育てば面白いが。