こんばんは。飛鷹です。
今年のドラフトも早速振り返っていこうと思います。
まずはヤクルトから。
事前予想
- 小園（→広畑）
- 黒原
- 赤星
- 梶原
- 中西
- 阪上
以上は7月の予想。中西（智弁和歌山高）、阪上（神戸国際大付高）はプロ志望届を提出しなかった。
上位で高卒BIG3や即戦力左腕に手を出しつつ、左打ちの外野手も欲しいだろうという読み。1位が大社選手になっても、高卒投手はどこかで1枚絡んでくるとも考えていた。
（事前予想記事はこちら）
実際の指名
1位：隅田（西日本工業大）→山下（法政大）
直前に「1位は左腕」の報道。その通りに隅田に突っ込んだが当たりクジ無し。
続けて外れ1位も左腕の山下に行き、今度は抽選に勝った。昨年の早川、鈴木から続くドラ1左腕抽選の連敗は3でストップ。
どうしても左腕、できれば先発型が欲しいというところで、ごくごく素直な指名だろう。ドラフト直前の立大戦でも好投していた。
来年から早速ローテを回してくれれば万々歳だが、今年のヤクルト投手陣の順調っぷりが続くようなら、春先は焦らずとも？
2位：丸山（明治大）
待望の左打ち外野手。
今年の候補だと前川（右、阪神4位）や梶原（DeNA6位）なども左打ちだが、足の速い1番・センタータイプは丸山と渡部（遼、オリックス4位）くらいで、残っている選手がどうというよりは、必要な選手を獲得しにいった形か。
現状、スタメンでは塩見が頑張っているので、まずは昨年の並木同様、足と守備で1軍に絡むことを期待。
3位：柴田（日本通運）
一部で報道があった柴田を確保。右のリリーフ型パワーピッチャーで、カツカツのブルペンを補強してくれれば。
この時点で廣畑（ロッテ3位）が残っており、同じ役割がこなせそうだったが、このような結果になった。
それだけ首脳陣が惚れ込むボールを放っていたということか。
4位：小森（宇部工高）
ここが最も意外な指名だった。
言われてみれば右打ちの内野手は層が薄いところだが……。それならそれで清水（国士舘高）や前川（誠、広島育成2位）あたりを指名するのかなとも思っていたので。
三拍子揃ったタイプのショートで、長岡・武岡とポジションを争わせることになるだろう。
5位：竹山（享栄高）
ここまで高校生投手が取れていなかったので、最後に1枚。
竹山はドラフト前に評価が上昇しており、3位付近での指名もおかしくない雰囲気だった。言ってみれば「まだ残っていたのか」枠で、5位での獲得はお買い得感。
ゆったり育てて、何年か後にローテ投手になってくれたら。
総括
必要な戦力を手堅く確保したという印象。
昨年のドラフト後も懸念事項として残った左投手・左打ち外野手、さらに今年の大回転で来年以降が心配される救援投手と、着実に手当を行った。
例えば2019年の「奥川抽選勝ち！」「大卒投手3枚抜き！！」のような派手さは無いが、迷走した様子も無いのは○。
敢えて言えば、秋山（ロッテ4位）や代木（巨人6位）が残っていれば、高卒左腕も増やせただろうか？
