こんばんは。飛鷹です。
発売直後に書いたA列車の記事が(当ブログとしては)人気のようで、グーグル検索経由で遊びに来てくれる方もいるようです。ありがとうございます。
せっかくなので、2つ目のチュートリアルシナリオ「夢と希望の街」についてもプレイレポ兼攻略記事という形で記事にしました。
チュートリアルシナリオに攻略も何も無いとは思いますが、軽い読み物としてお楽しみいただければ。
0.課題
3つの観光地に適切に観光客を運べば、自然と黒字体質になり、株式公開にも漕ぎ着けられるだろう。総資産や利益剰余金は気にせずとも良い。
逆に言えば、地価が安く資金も豊富にある最序盤で輸送ルートを固めることが肝要。
また、チュートリアルを終えると株の売買と銀行からの融資を使えるようになる。
株主優待を受けて経営を有利に進めたり、当座の開発資金を調達したりとかなり便利なので、積極的に利用したい。
1.鉄道
初期配置の鉄道は1本。富波(マップ外、南)からマップ中央部の大間まで繋いでいる。これを最低でも途馬野(マップ外、西)まで延伸しよう。住宅街の縁に沿うようにして線路を敷設していく。
編成長は本数にもよるが、3~4両で問題ないだろう。ラッシュ時は積み残しが出るかもしれないので、駅だけ大きめに作っておき、必要性が出てきた時に増結しても良い。
さらに大間からイベリアランドを経由して瀬間(マップ外、北)に繋いだり、杉尾温泉まで支線で乗り入れたりすることもできるが、ここでは富波~途馬野間を開通させたところで一旦止めておく。
全部鉄道で攻略すると1つ目のチュートリアルシナリオと同じになってしまうので……。
2.バス
まずは道路の敷設とバス停の設置。大間駅~イベリアランドは既に開通しているので、杉尾温泉や追真神社方面の環境を整えよう。
道中のバス停は、既に発展している場所はもちろん、住宅街の外れのような場所にも置いてOK。簡易バス停1つでも、バスが頻繁に行き来していれば意外と発展してくれる(本当に何も無い場所だとさすがに時間がかかる)。
続いて車両の購入だが、チュートリアルで示されたように、駅~観光地をバスで結ぶ場合は結構な数が必要になる。
まとめ買いによる割引を有効活用し、出費を抑えたい。
また、妙なバス路線を作成し、それが観光ルートに選ばれると、乗り換えポイントで観光客が詰まってしまうことがある。
例えば、大量のバスがある「駅→A地点→観光地」と免許維持路線的な「駅→B地点→観光地」で後者が観光ルートに選ばれた場合などだ。
この場合、乗客は「B地点を通って」 観光地に向かおうとするようで、前者のバスがスルーされてしまう。
駅と観光地を直結するなどシンプルなルートにしたり、バスの経由地をなるべく統一したりと工夫したい。
3.子会社
このマップでの稼ぎ頭は子会社だ。
イベリアランドは観光客を流し込めば素晴らしい収益源となるが、他にも子会社を建てておきたい。初期で纏まった資金を持っているので、小型物件よりもマンションやデパートなどが狙い目だ。
最初期は建てられる子会社の種類が少ないので、色々な物件を建ててみよう。後日、「新しく建設」の候補が増えているはず。
行政施策の実行も忘れずに。
また、クォータービューで建物を選択後、Yボタンを押すと買収が可能。駅前にある他社物件などは安いうちに買収してしまうのもあり。
なお、用途地域の設定によっては建てられない子会社もある。
特に大間町は初期で「住居地域」となっているため、大型の商業施設やビルを建てられないので注意が必要だ。
4.資源売買
子会社の収益だけでどうにかなるマップではあるが、せっかくなので資源売買も活用しよう。
追真に漁港が、磯谷に農業組合所があり、それぞれ瀬間、途馬野が近い。倉庫を建て、トラックルートを整備して資源を売却しよう。トラック2台で運び続ければ、大抵の契約は期限内にこなせるはず。
また、資材の購入契約を結び、マップ内で降ろしても良い。小銭を得つつ、周囲の発展を促してくれるだろう。
5.クリアまでざっくりと
後は時間を流しつつ、車両枠拡張→バス追加をしたり、子会社を追加で建てたりしていればOK。
納税と銀行への返済が控えている時には、手元に現金を置いておくこと。
7.輸送ルートの改良
6.で述べた通り、2年目以降は流してもクリアはできる。
が、マップ外からの観光客を効率的に運び入れていると、やがてバス路線がパンクするだろう。乗客の増加に合わせてバスを追加購入すればしばらくは対応できるが、そのうち道路が埋め尽くされてしまう。
そこで、1年目の冬場のセーブデータから復帰し、バス路線を鉄道路線で置き換えてみる。
具体的には、大間~イベリアランド~瀬間と、磯谷~杉尾温泉の2路線を敷設して観光ルートを変更。3両編成の列車を複数本投入する。
バス路線は引き続き運行するが、追真駅(新規建設)~追真神社以外の路線については、地元住民の足としての運行になる。
7-1.大間~イベリアランド~瀬間
7-2.磯谷~杉尾温泉
こうして鉄道路線に置き換えると、観光客はかなり増える。
今回のプレーでは、バス路線のまま放置していた場合は30万人台だった年間観光客数が、鉄道に置き換えると50万人を突破した。
ただし、時間を進めてからの鉄道路線新設はカネがかかる。子会社の収入と銀行からの借り入れで対応できるが、このシナリオでは最初から鉄道を敷いてしまったほうが良いかもしれない。
8.おまけ:ダイヤグラム
8-1.本線
富波~大間~途馬野の本線。北大間駅を除く各駅と、途馬野への接続部付近で列車交換ができるが、残りは全線単線。
1つ目のマップを全線複線で攻略したのでこちらは単線で……とか思っていたら、かなりゴチャゴチャになった。プレー時間の大半はダイヤグラム設定に充てた気がする。
交換可能な駅で上下線同時発車とかすると気持ちいいのは事実だけど。
8-2.追加路線(瀬間方面)
7.で後から敷設した、 大間~イベリアランド~瀬間の路線。こちらも大間駅以外の各駅で交換可能な単線路線。
イベリアランド~追真間の距離などがネックとなり、本数は少なめ。減便要請に対応したのかな(適当)。
ただ、この運行頻度かつ全編成3両編成でも、イベリアランド周りの観光客はスムーズに流れるようになった。
実のところ、大間方面と瀬間方面で5~6台ずつのバスを走らせても、それぞれ500人も運べない(バスは1台につき72/40人まで乗れる)。3両編成の列車であれば最大で800人以上詰め込めるため、輸送力が必要なところは鉄道サマサマだ。