こんばんは。飛鷹です。
今年のドラフトも早速振り返っていこうと思います。
今回はヤクルト。
事前予想
- 浅野(→西村)
- 菊地
- 戸井
- 坂本
- 入江
打撃力のある野手を押さえつつ、合間で先発型の即戦力投手や左腕を確保するだろうという読み。
(事前予想記事はこちら)
実際の指名
1位:吉村(東芝)
直前の公言の通り。社会人No.1投手を1本釣り。
上記の事前予想記事、私は
真っ先に行きそうな巨人が浅野指名を公言しているため、いきなり入札すれば1本釣りのチャンスだが……ヤクルトは「1位社会人」をあまりやらないため、可能性は低いか。
と書いたのだが、フツーに指名しました。初回入札が社会人なのは1994年北川以来、実に28年ぶりである。
巨人や楽天、中日といった、指名がありそうな球団が全て他所に流れていったので、この辺はラッキーだったか。公言無しのロッテが荘司に突っ込んだのも。
調子に波があるタイプらしいので、通年でローテ入りしてイニングを食ってくれれば。
2位:西村(京都外大西高)
左のスラッガー候補。夏の京都大会ではホームランだけでなく率も残した。
外れ1位~2位前半で消えると踏んでいたので、これまた嬉しい指名。
じっくり育てて、次世代の大打者になってほしい。
3位:澤井(中京大)
折り返し。西村に続いて左打ち・強打の外野手。
森下(翔、阪神1位)と共に上位指名が予想されており、やはり中々のお買い得枠なのでは。ぼくは1~3位の顔ぶれを見て心の中で勝利宣言を出しました。
こちらは大卒なので、1年目後半くらいから1軍に顔を出してくれれば。まずは代打枠からだろう。外野手・長打力のある主力選手が怪我等で手薄になれば、一発を買ってスタメン起用もあるか?
4位:坂本(知内高)
予 想 的 中 ほめて。
チームに足りない左腕。先発ローテ入りを目指すか、田口の後継者になるか。
5位:北村(中央大)
本指名の最後で右の大型内野手を獲得。
近江高校時代のチャンスでバカほど打つ姿が印象に残っており、どこが指名するか(そもそも指名されるのか)ちょっと注目していたが、ヤクルトからのアプローチは意外だった。予想に挙げた戸井(阪神5位)とか残っていたし。
現状はファーストオスナ、サード村上で埋まっているので、こちらも代打枠を勝ち取るところからだろうか。
総括
個人的には大満足。予想の方向性が概ね当たっていたことも含めて。
社会人No.1投手で先発ローテを補強し、飛ばせる両翼タイプを2枚増強。下位でも高卒左腕に右の大型内野手と、必要なポジションを的確に埋められた。
特に野手はパワー型ばかり3人を指名。将来のクリーンアップが生まれることを期待しよう。
強いて気になるポイントを挙げるとすれば、すぐに使えそうな左腕がいない点か。直前の流れを見て、伊原(大商大)とか獲るかなと思っていたのだが。