こんばんは。飛鷹です。
昨日(もう一昨日)コミケ&真面目な用事を1件済ませた後、高速バスに飛び乗って移動。今日(もう昨日)は真夏の甲子園10時間耐久レースを行いました。その模様を報告しようと思います(畳んでいます)。
8月12日6時30分ごろ、5分ほどの遅れで大阪駅に到着。
土曜日は7時15分に満員通知が出ていたため、手早くトイレや荷物整理を済ませて阪神梅田駅へ移動。
……が、既に満員通知(公式発表では6時45分)。早い。
しかし、以前に「満員通知が出ていたけど現地行ったらどうにかなった」という経験があったため、諦めずに直通特急に乗車。ありえん混んでいる。
例年以上の盛り上がりを肌で感じつつ、7時過ぎに甲子園駅着。
この時点で内野席の列は見えず、「まもなく売り切れ」とのアナウンス。
ということで、甲子園駅西口付近まで伸びた列に並んで外野自由席のチケットを購入、友人2人との待ち合わせや買い物を行い、9時前には球場入り。
ところが既に席がほぼ全て埋まっており、3人纏めて座れる場所がほとんど無い。結果として最上段の1つ下という間違いなくホームランボールが飛んでこない位置で観戦することとなった。
大会8日目第1試合 二松学舎大学附属5-2広陵
総評
試合の半ばほどから観戦開始。
中盤は緊迫した展開だったが、7回に二松学舎大附が集中打で3点勝ち越し。
このリードを、途中から登板した背番号1・岸川が快速球を武器に守りきった。
広陵も9回に1・2塁のチャンスを作ったが、最後はダブルプレー。最後まで二松学舎大附の守りは堅かった。
雑感
破れた広陵だが、一時同点となった3番・福光のホームランは逆方向(左中間)に叩き込んだもの。素晴らしい一打だった。
そして、終わってみればこの試合が今日唯一のまともなスコアだったのではないか。
大会8日目第2試合 浦和学院9-0仙台育英
総評
雲ひとつなく、クッッッッソ暑い中の試合は、浦和学院が5年前の「リベンジ」を果たした。
初回に2点の先制パンチを浴びせると、その裏にピンチを招くも無失点。
中盤にやや試合が膠着したこともあったが、終盤に3番・蛭間のホームランなどで加点し、快勝した。
先発・渡辺は140キロ台後半のストレートに威力があり、終盤には3投手をマウンドに上げる余裕があった。
雑感
特に後半、仙台育英の各打者はやたらセカンドへの当たりが多かった気がするが、それらを浦和学院・後藤がきっちり捌いていた。
守備がしっかりしているとチームが波に乗る好例を見させてもらった気がする。
大会8日目第3試合 星稜11-13x済美
総評
打撃戦が予想された試合。確かに、打撃戦にはなった。……私の予想とは大きく違う形で。
初回に強烈な先制パンチを見舞った星稜だが、エース・奥川がアクシデント(後で知ったが、足を攣っていたらしい)で降板。5回からは細かい継投に入る。
しかし8回、竹谷が捕まってしまい、火消しに行った寺西が逆転3ランを被弾。竹谷は背番号1を背負ったセンバツでも満足な投球ができていなかったが、実はまだ影響が残っていたのだろうか?
ともかく、済美がこの回8点を取り大逆転に成功。
その裏に星稜も負けじと2点を入れて同点。試合はまさかの延長戦へ。
延長に入ると今度は一転0進行。
済美・山口は150球を超える投球数かつ死球を受けている身ながら140キロ台を連発し、星稜6番手の寺沢はスピードこそ出ないもののコーナーを突くピッチングでしのぎ合う。
12回裏にはノーアウト2塁→1アウト満塁の場面があったが、寺沢が2者連続の「3ボール1ストライクから奪三振」で乗り切り、タイブレークへ。
星稜がもらったランナー2人をきっちり返すが、その裏に済美はノーアウト満塁とし、今大会好調の1番・矢野がライトポール直撃の逆転サヨナラ満塁ホームラン。
私と友人が無限に「なんやこれ」を連呼した試合にようやくケリがついた。
雑感
アホほど打ち合った(両軍合わせて29安打24点)試合だが、エラーは1つずつ。グダグダ感はそれほど生まれなかった。
また、両チームが追い詰められたり息を吹き返したりを繰り返したため、それに合わせて応援団の声量も増減するのはなかなか面白かった。
そして済美は エースが1人で投げてきたチーム。果たしてこの次の試合はどうするのだろうか?
大会8日目第4試合 慶應義塾6-12高知商
総評
高知商の1回戦の戦いぶりから、こちらも打撃戦を予想。
すると早速1回に点を取り合う。しかも高知商がとった3アウトのうち2つはランナーを本塁で封殺したもの、つまりバッターが打ち取られていない。
直後の2回表に高知商が7点を入れたものの、 高知商エース・北代の消耗度合いを考えると全く安心できず、一体どんな馬鹿試合になるのかと危惧していた。
……が、北代が予想以上に頑張る。5回に慶應3番・下山にホームランを打たれたものの、それ以外はほぼ完璧に抑える。中盤は慶應の打球がことごとく野手の正面を突いていたこともあり、3者凡退も3回(ダブルプレーによる「3人で攻撃終了」含め5回)記録。
最終回に慶應が反撃し、「捕れば勝利というキャッチャーフライを2度連続で落とす」というシーンもあったが、高知商が序盤の大量点を活かし逃げ切った。
慶應2番手・渡部もいいピッチングをし、後半は意外にテンポよく試合が進むこととなった。
雑感
両軍の応援団がヤバい。圧が半端ではない。
地元のチームではない上、第4試合だというのにアルプス席はほぼ満員だったというのも驚き。数の力ってすげー!
慶応の声量がヤバいってのを撮ろうとしたらグラウンドもアツいことになっててアレ pic.twitter.com/mnNePorhSF
— 飛鷹@コミケ/甲子園 (@G_Deutschland) August 12, 2018
そして高知商はエースが1人で投げてきたチーム。果たしてこの次の試合はどうするのだろうか?(デジャヴ)
おまけ