こんばんは。飛鷹です。
低燃費模型工作シリーズ、第3弾になります。
本連載の趣旨は過去記事をご覧ください。
本日のおもちゃ
Debikaのデスクトレー(クリア、A4サイズ)。いわゆる「おどうぐばこ」に近い。
やりたいこと・課題
知り合い(大学の後輩)が「書類ケース内に収まる路面電車モジュール」を作成していたこと、東急ハンズでアクリルボックスを見かけたことから、ここに固定式モジュールを作ったら面白いのではと思いつく。
が、ハンズのアクリルボックスは蓋付きだと大きいサイズが無い。また、書類ケースは厚みがなく(元の用途を考えれば当然だが)、建物類は分割して別のケースに入れる必要があった。
そこで、である。
公称で「内寸H6cm」であるこのデスクトレーであれば、「建物ごとボックス内に収めて持ち運びできるのでは?」と考え、実践することにした。
例えばコミケで自分のブースに置けたら楽しいだろう。次の冬コミ(C101)を1つの目標としたい。
なお、固定式ジオラマやモジュール類の制作経験は一切無い。
その辺の練習も兼ねてやってみる。
①では本格的工作はせず、思考実験が中心。
工作
1.設計
NゲージのレールをA4サイズ(210*297mm)に収まるように敷設する場合、パターンはかなり限られる。
TOMIXのスーパーミニカーブレール(R103)で円を作るとそれだけで206mm。あとは長辺側に70mmの直線を足しておしまいである。
レールを配置するとこんな感じ。
トレー側がA4サイズのクリアファイルに対応しており、A4サイズより少し大きいので、車両が通過する余裕はある。
なお、70mmの直線部分のうち、片側は35mmのガーター鉄橋*2で構成している。そこにちょっとした川を引き、池でも作れば、少しは景色の変化ができるだろう。もちろん、水景の作業をしたことはない。
次に、自宅に眠っていた建物類を置いて街並みの考案。
幅45mmの小型物件であれば3件ほど置く余裕がありそうだ。車道を斜めに配置するなら2件か。
黄色いマスキングテープは池の予定地。
蓋をすると、高さ50mm程度の建物が限界。2階建て物件が入るかどうかというところだ。平屋は余裕。
なお、このデスクトレーは書類を取り出しやすいよう、真ん中部分が上げ底仕様になっている。デスクトレーとしてはそれでいいが、鉄道模型ジオラマのベースとしてはよろしくないので、ベニヤか何かで土台を作る必要があるだろう。
それから電源だが、トレーの側面に穴をぶち開けてフィーダーを伸ばし、乾電池か何かで動かせるコントローラを接続する予定。コントローラーについてはいくつか案があるのでお悩み中(鉄コレ式制御機とか売っていればよかったんだけど中古がどこにも無いんじゃ)。