ねこのまどろみ

旅行系サークル「ねこのまどろみ」のブログです。旅行記・プロ野球ドラフト予想・ゲームプレイレポ・鉄道模型工作など雑多に綴っております。

2019年ドラフトを振り返る~De編~

こんばんは。飛鷹です。

 

 

ドラフト会議、2年連続で育成ドラフトまで全部見てしまいました。去年と違い、有給まで消費して。

そこまでして堪能した上に事前予想までしているので、振り返り記事を書かないわけにはいきません。頑張って3球団分書きます。画像貼り付けなくていいから旅行記より書くの楽なんだよね。

 

(昨年の振り返り記事はこちら)

nekoiscat.hatenablog.com

nekoiscat.hatenablog.com

nekoiscat.hatenablog.com

 

さて、本日は第1弾、DeNA編です。

 

(2019年ドラフト予想、De編はこちら)

nekoiscat.hatenablog.com

 

 

1位:森(桐蔭学園高)

高卒No.1ショートを1本釣りに成功。

木製バットに対応できそうだし、ショートがダメでも最悪センターを守らせるというオプションがある。しかも地元・神奈川の選手。

 

ドラフト会議直前の様子を見て、森単独はあり得そうだとは思った。しかし、妄想して楽しむだけの素人とは違い、あちらは当事者。本当に奥川(星稜高)や森下(明治大)を捨てて森を指名するのは勇気ある行為だ。

小深田(大阪ガス楽天1位)、紅林(駿河総合高・オリックス2位)を見ると外れ1位での森は競合必至であり、決して悪い選択肢ではない。はずなんだが、何故か一部のセンセイ方には評判悪いんだよなあ……。

 

2位:坂本(立命館大

お得意の大卒左腕。あとやっぱりDe2位はイケメン。

 

この時点で海野(東海大ソフトバンク2位)が残っていたが、投手を優先した形に。今年は高卒捕手が多く、後でリカバリーが効きやすい。さらに1位で野手を獲ったこともあって、投手の手当てを優先したのだろう。

右腕なら杉山(創価大・ヤクルト3位)や津森(東北福祉大ソフトバンク3位)らもいたが、よほど左腕が欲しかったということだろう。橋本(大阪商業大・中日2位)は獲られていたし。

 

3位:伊勢(明治大)

今度は大卒右腕。2位・3位で左右両輪の即戦力候補を揃えてきた。

 

右は右でもサイドハンドに近い投手を選択したのは、指名があると見られていた松岡(埼玉武蔵ヒートベアーズ・西武3位)を掻っ攫われた分か?

リリーフ適性もあるし、球の速い加賀といったところか。

 

4位:東妻(智弁和歌山高)

私の読み通り、ここで高卒捕手を獲得。

ただ、東妻はロッテあたりが獲っていき、ここでは藤田(中京学院大中京高・阪神5位)、山瀬(星稜高・巨人5位)になると踏んでいた。残っていたのはラッキー。

 

年齢的には大卒捕手がベストだったが、しばらくは伊藤光・戸柱・嶺井で保たせることになるか。

 

5位:田部(開星高)

高卒遊撃手を重ねがけ。

大型で打撃力がある内野手、つまり昨年の知野に近い立ち位置か。

 

個人的にはここが一番意外だった。玉村(丹生高・広島6位)にでも行くのかと……。

ただ、冷静になって考えてみると、森は左打ちで田部は右打ち。選手としてのタイプも違いそうだ。

 

6位:蝦名(青森大)

最近のDeNAが好きそうな、下位指名の打撃型選手。

外野手だが右打ちなので、チーム事情にもマッチしている。

 

西武が何度も成功させてきた「北東北の大卒強打者」枠。是非その流れに続いてほしい。まずは早い段階で右の代打枠を埋めるところからだろう。

 

7位:浅田(有明高)

最後に高卒投手を1人。

 

正直、浅田がこんな位置まで残っているとは思わなかった。高校生好きな日本ハムも九州に本拠地を置くソフトバンクもスルーし続け、結果De7位で拾えることに。

U-18の際は本調子でなかったと言われており、その辺が評価を下げる要因になっただろうか。本人は「見返してやりたい」という旨のコメントを出しているので、今後に期待したい。

 

まとめ

例えるなら「ベストではないがベターな指名」か。全体的に不作年と言われる中で、補強ポイントを押さえて確実に・堅実に戦力補強を行ったというイメージだ。

 

高卒が4名、大卒が3名。

右投手が2名、左投手が1名。

捕手1名に内野手2名、外野手1名。

左打者1人、右打者3人。

 

こうして並べてみると、非常にバランスがとれた指名になっているのが分かる。

森を1本釣りした戦略も含め、個人的にはかなり推せるドラフト結果だった。