ねこのまどろみ

鉄道・旅行・やきう・その他日常のちょっとしたことをつれづれなるままに綴っております。にゃん。

2019年会津再突撃レポ・前編

こんばんは。飛鷹です。

 

 

今回は6月21~23日にかけて行った会津遠征のレポートです(折り畳んでいます)。

一本に纏めるといつアップできるか分からないので、また前後編です。 →3部作になりました(白目)。 

 

※GWの会津遠征レポはこちら。

nekoiscat.hatenablog.com

nekoiscat.hatenablog.com

 

 

 

ぷろろーぐ。

会津の温泉宿に ノラととコンセプトルーム  オタク部屋 がご用意されている」。

 

この事実を最初に知った時、私は「そんなことまでやっているのか」と驚きこそすれ、実際に泊まろうという段階にまでは至らなかった。

1人で突撃するのは精神的に厳しい、そもそも予算の余裕が無い……言い訳じみた言葉を並べつつ、私は完全に日和っていたのである。

 

それがどうだろう、後輩のX君と雑談しているうち、流れるように2名分の予約を叩きつけていたのだ。人間は群れると気が大きくなるという話は、どうやら本当らしい。後輩の宿代をいくらか出した分、金銭的にはむしろ高くついた模様。

 

なおこのX君、私に鉄道模型塗装の手ほどきをしてくれた優秀な鉄オタだったのだが、GWセールでノラととを買ってしまったのが運の尽き。今やノラとと沼に頭まで浸かってしまっている。彼の限界っぷりがよく分かるレポートはこちら。

 

あ

▲彼の闇(???)は深い。

 

夜汽車の時代は遠く。

6月21日、金曜日。夜。

始まりの地・浅草に、私は立っていた。

 

浅草駅

▲夜の浅草駅。

 

雷門

▲出発前に雷門もチラ見。


なお、この旅には私とX君のほか、X君の同級生であるY君も同行する。彼は本旅行についてクリティカルなアドバイスを出してくれた、名ツーリストだ。例えば……

 

電光掲示板

▲行き先はどこですか。

 

こいつに乗ることを提案したのもY君である。

何しろ、前回と違って都内からの出発。現地でマシな乗り継ぎをするには始発ダッシュ必須であり、私とX君は頭を抱えていたのだ。

そこで提示された、3人とも未体験の尾瀬夜行に乗車し、尾瀬で散歩もできるというこのプラン。まさしく天啓であった。

 

リバティ

▲1ヶ月ぶりのりばてー君。

 

LED

▲内部にデータが無いのか、表示は「臨時」。

 

座席

▲寝床。

 

23:55、定刻通りに出発。

僅か3時間強の道のりだが、それでも夜行列車だ。気分は高まる。

 

列車は道中、北千住・新越谷・春日部と止まっていく。北千住ではそれなりに乗客を拾い、新越谷付近では普通と並走する。

その間、私とX君は駅メモをポチポチし、熱い殴り合い。お前ら寝ろ。

 

駅メモ

▲寝ろ。

 

結局、私は南栗橋まで全ての駅を回収した後、やっとおやすみなさいしたのであった。ほら、栗橋以北は5月に会津行った時にチェックイン済みだから……。

 

山を舐めてはいけません。

6月22日、朝4時前。

X君は明るい車内とモーター音とに苦しんでいたらしいが、私はもうびっくりするほど快眠であった。

 

会津高原尾瀬口駅

▲夏なので真っ暗ではないが、まだ十分に夜。

 

駅名標

▲基本的に駅名標がキツキツの野岩鉄道

 

過去に521系の車内で一晩を明かした際も熟睡していたし、中欧を160km/hで疾走する寝台列車の3段ベッド最上段でも眠りこけていたし、列車内で眠ることには抵抗が無いらしい。

 

宿(521系)

▲2015年夏。台風のため、敦賀駅で列車を切られた日の1コマ。これからこの521系でスヤァ。

 

ここからバスに乗り換え、尾瀬国立公園方面へ。

 

ピンバッジ

▲お土産をゲット。

 

私は鉄道利用時よりも自動車利用時のほうが圧倒的に酔いやすく、しかも山道で、しかも朝早いと来ている。これはもう二度寝をキメるしか無いと、早速目を閉じた。

 

沼山峠バス停

▲おはようございました。

 

次の瞬間これである。ワープかな?

 

さて、周囲の人々はじっくり尾瀬を巡ると見え、丹念にウォーミングアップしている。装備も本格的だ。

一方我々はあと2時間ちょっとで帰りのバスが来てしまう上、ここから尾瀬沼まで50分かかるため早々に出発する。私、半分寝惚けているんですけど……。

 

おぜ

▲うーん大自然

 

この日の予報は曇り/雨だったが、雨は降っていない。土砂降りの中ハイキングは避けたかったので、天気が保ってくれているのはありがたい。

この件について、「シャチさんの機嫌がいいみたいだ」「俺が喜ばせたからな」などとどうしようもない会話を繰り広げる私とX君。後者を発したのはどっちか、ご想像にお任せいたします。

 

分岐

▲この道に対しては「ルート分岐だ」「すぐに合流するから『ネコのお考え』でしょ」。

 

6時45分頃、開けた場所に出る。さらに5分ほど歩いたところで、尾瀬沼が見えてきた。

私が歩くペースを落としていた割に、案外早く到着できたものだ。

 

尾瀬沼付近

▲目に優しい景色。

 

おぜ

尾瀬

 

水芭蕉

水芭蕉シーズンにもギリギリ間に合った。

 

少し晴れ間も見えてきたことだし、本来であれば沼の周りを歩いていきたい。が、時間が時間なのでさっさと引き返す。

恐らく同じバスに乗っていたであろう登山客とすれ違いまくりながら、サクサクと歩いていく一行。「何しに来たんだこいつら」と思われていたに違いない。

 

バス

▲帰りのバスはこんなの。

 

パトリシアさんとトロッコ修行。

10時30分頃、3たびの爆睡タイムを終えて、会津高原尾瀬口駅に帰還。

 

会津高原尾瀬口駅(?)

▲駅舎……と見せかけて、これは観光物産館。階段の上に駅舎がある。

 

列車が来るまでの間に、ここからの旅のお供を買い付ける。

 

きっぷ(パト)

▲お世話になりますパトリシアさん。

 

会津鉄道×ノラととコラボのフリーきっぷ。今回の台紙はパトリシアだ。

前回と違い、「2日間有効」を最大限に活かせるのが嬉しい。いや、2日間有効だからこそ今回の旅程を組んだんですけどね。

 

パト
まあや
▲朝には無かったパネルがちゃんと出されていた。

 

転車台

▲駅南側には転車台の遺構がひっそり佇む。

 

10:46、会津高原尾瀬口発。

今日も座席は埋まっており、会津田島までは立って移動する。

 

れっしゃ

▲片方だけAIZUマウントエクスプレス車両だった。

 

11:04、会津田島着。

我々を運んでくれた喜多方行きの列車を見送ると……

 

トロッコ

▲あっ。

 

トロッコ

▲お久しぶりですね()

 

トロッコ列車と1ヶ月ぶりの再会。相変わらずのねこねこしいラッピングだ。

今回はこのトロッコに2日合計5回も乗車するプランを立てているため、ここから長い付き合いになることだろう。

 

トロッコ

▲前から。

 

トロッコ

▲後ろから。

 

ちなみに、X君はノラとと堕ちした後も模型鉄としての血が騒ぐらしく、後々この列車を製作すべく撮影している。種車とのあまりの違いに絶望しつつも資料集めの手を止めないあたり、彼のモデラー魂は本物だ。

 

電光掲示板

▲電光掲示板。種別が「トロッコ」扱いらしい。

 

いんふぉめーしょんせんたー

▲黒木さんと再開。右にあるのは例の日本酒自販機。

 

11:54、会津田島発。

発車早々、黒木さんによる車内放送が入って一同爆笑する。「TVアニメ」?あっはいそうですね。

 

スゴイヤワラカイフローズンヨーグルト

▲出発早々にアイス(もといフローズンヨーグルト)をお買い上げ。

 

車内では当然のように小銭をバラ撒く。

 

ますバーガー

▲思ったより優しい味。しつこくなくて◎。

 

特に会津下郷駅で手に入れた「ますバーガー」は美味であった。会津田島駅で弁当の入手を見送っていたが、正解だったようだ。

 

上映会

▲トロッコの手すり越しなのがお分かりいただけるだろうか。

 

また、途中の長大トンネル進入時はトロッコ車両で上映会が。

音も字幕もない中で見るアニメノラとと第1話。初見の人が理解できるかどうかは極めて不透明だが、我々は事情を知っているので、大勢の乗客が見つめる中無事炎上する反田家を見てまたまた爆笑していた。

 

ねこのあしあと

▲トンネル内では車内もこんな感じに。

 

塔のへつり橋

▲車窓の各ポイントは黒木さんから解説をいただける。

 

芦ノ牧温泉駅

▲後で行きます。

 

近づく審判の時。

13:28、会津若松着。

 

会津若松駅

▲ひと休憩。

 

DE10

▲臨時のDL青い12系客車号が入線してきた。

 

12系+AT-401

▲ツーショット(遠い)。

 

ここで、一旦別行動をとるY君と別れ、後には限界2人組が残される。

会津若松西若松間の乗車券を華麗に購入し、折返しのトロッコ列車に乗車。

 

とろっこ

▲今回はトロッコ側に。低速の割に風がすごい。

 

前回同様、13:58会津若松発。14:33芦ノ牧温泉着。

どうやらとある団体客の行程に「トロッコ列車乗車」が含まれていたらしく、多量の乗客を吸収していった。

 

くも

▲天気はついに崩れなかった。マジイケメン。

 

恋山形(?)

▲私の恋は成就するのかなあ。

 

転轍機

▲密かにこんなものが残っている。

 

とろっこ

▲さらば。

 

列車を見送ったところで駅舎内へ。

グッズショップっぷりは相変わらずで一安心。お猫さまも元気にお昼寝していらっしゃった。

 

そして、「数ヶ月前にこれを見つけたのが全ての始まり」「散財せざるを得ない」「大川ま◯やの陰謀に違いない!」などと嬉しそうに喚きながら、シャチのTシャツを買っていくX君。

心の底からおめでとうと言ってあげよう。何がおめでたいのかは知らん。頭か?

 

AT-301

▲AT-301車内。

 

また、前回は外から観察するだけだったAT-301(元キハ30 18)の車内へ。

鉄道グッズなどのちょっとした展示スペースになっている他、運転席部分にはシミュレータが。地元の方の説明によると、とある有能なオタクが個人で作り上げたものだそうだ。つよい(確信)。

 

運転シミュレータ

▲運転台に設置されたシミュレータ。

 

PC/キーボード

▲工作の跡……というかシミュレータの本体というか。

 

めにう

▲難易度と、運転区間を選択可能。

 

聞き出した情報をどこまで電子の海に放っていいものか分からないので、細かい説明は省く。

興味のある人は、是非現地へ足を運び、片道90分のロングランに挑んでいただきたい。

(※平日は開放されていないのでご注意ください。)

 

お迎え。

そうこうしているうちに、宿からの送迎バスが到着。

 

まだ15時半、普段の旅行であればまだまだ移動を続けている時間帯だが、今回は宿自体がメインディッシュだ。意を決して乗り込む。

……この便は合計で10名ほどの泊り客を回収したが、どうも私達だけ浮いているような気がするのは気のせいだろうか。

 

そんな、微妙にビビる私の心を置き去りにして、バスは走り出す。

果たして、我々を待ち受けるものとは……。

(中編へ続く)