ねこのまどろみ

鉄道・旅行・やきう・その他日常のちょっとしたことをつれづれなるままに綴っております。にゃん。

東京お散歩レポ

こんばんは。飛鷹です。

 

 

今日は本を片手に日帰り旅をするという大変文化的な行為に励みましたので、その模様をレポートします。

旅のお供としたのがこちら。

 

カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 (中公新書)

カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 (中公新書)

 

 

東京に残る「過去の記憶」を、地図から探していくという一冊。それも、「水準点」「市営霊園」「水道道路」など、なかなかマニアックなテーマを攻めています。

現地の写真も数多くあり、我々が知らない東京の一面を見つけることができる内容となっています。

 

今日のお出かけではこの本に載っているスポットの一部を回ってきたという形ですね。実は図書館のお仕事の一貫なのは内緒。

 

1.井ノ頭通り

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▲看板しか撮っていません。

 

浄水場から導水管を敷設した用地を転用した道路(水道道路)。

そのため、この道路の終点である境浄水場付近から辿っていくと、和田堀給水所(代田橋駅近く)までほぼ真っすぐな道が続いています。

 

2.玉川上水橋(明大前駅北側)

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▲左が渋谷方より。右が吉祥寺方より。

 

京王井の頭線をオーバークロスする橋(人道橋+導水管)。

よく見ると複々線のスペースが確保されているのが分かります。将来的に、井の頭線が東京山手急行電鉄と並走することを目論んだものです。

特に、吉祥寺方より見ると、右2線を井の頭線が使用し、左2線分は空きスペースになっているのがよく分かります。

 

幻の東京山手急行電鉄は、

大井町~戸越銀座~武蔵小山~碑文谷(=学芸大学)~三軒茶屋~下北沢~代田橋~中野~新井薬師前~東長崎~下板橋~板橋~駒込~田端~北千住~鐘ヶ淵~平井~洲崎(=東陽町)」

というルートの予定でしたが、後に

九品仏前(=自由が丘)~梅ヶ丘~松原(=明大前)~中野」

というルートに一部変更されました。

 

3.桜田門

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▲今日も皇居ランニングは盛況でした。

 

言わずと知れた(外)桜田門

実は、内側の桜田門である桔梗門近くの石垣には几号水準点が刻まれています。

私はうっかり外桜田門を撮って満足して帰ってしまったのですが(大チョンボ)。

 

4.御成門 

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桜田門と比べると褪せた様子です。

 

増上寺へ将軍が参詣する際に使われていた門。本来は増上寺の裏門だったらしいですね。

 

明治期より、増上寺の境内であった敷地が芝公園となっていたのですが、現在は増上寺を取り囲むように芝公園の土地が並んでいます。

憲法89条(宗教団体への公金の支出を禁ずる)制定により、増上寺から芝公園が独立したためですね。

 

5.木場駅

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▲ここも駅名標だけ。

 

材木を保管する際、河口などに材木を浮かべて集積する(=いちいち陸揚げしない)場所が「木場(貯木場)」です。

東京(というか江戸)が水運の街であったことを想起させる地名ですね。

 

決して「恋と選挙とチョコレート」の聖地巡礼に行ったわけではありません(迫真)。

 

6.秋葉原公園

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ヨドバシカメラ前にあります。

 

現在は何の変哲もない広場です。

しかし、本には「土地が周囲より1m近く低いのは、秋葉原貨物駅の船溜まりに続く掘割跡のためである」とあります。

調べてみると、2013年の工事でこの姿に変貌した模様(本の初版は2011年)

 

東京の風景は常に変わっているのだ、という事実を如実に表してくれました。

  

7.博物館動物園駅跡

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▲みんな大好き。

 

上野公園と東京芸術大学の間にある駅。

廃止となった駅ですが、近々一般公開する計画があるとかないとか。

http://www.keisei.co.jp/information/files/info/20180619_171459498382.pdf

 

8.多摩湖の取水塔

 

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▲装飾の多い建築物です。

 

多摩湖(村山貯水池)の中に設置されている取水塔。高さは27.1mあるそうですが、大半が水の下に没しています。

村山貯水池は明治末~大正期に東京市の人口増加に対応すべく作られた貯水池です。この後、先述の井ノ頭通りの下などを通りつつ、東京に広く水を行き渡らせています。

 

 

 

以上8ヶ所をぐるっと回ってきました。

本来であれば東京メトロ/都営地下鉄のみで回っていけば効率が良かったのですが、あくまでお仕事の一貫なので多摩地区のスポットを一つ入れておきました。朝起きるのが遅くて多磨霊園を諦めたのは内緒。

 

こんな形の旅も結構乙なものだという知見を得たので、機会があればまた行ってみたいですね。

 

 

 

 

 

追記

 

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賭博はほどほどに。