ねこのまどろみ

鉄道・旅行・やきう・その他日常のちょっとしたことをつれづれなるままに綴っております。にゃん。

彷徨い歩いてヨーロッパ・食い倒れ道中記~0日目~

?月??日(0日目):ブリーフィング

本連載について

本連載は2019年2月28日~3月19日にかけて行われた、私の卒業旅行兼初海外旅行の模様をレポートするものである。

現地からツイッターでも発信していたが、改めてブログ形式に纏めることで旅の詳細をお伝えしつつ、私自身も旅を振り返ることを目的としている。

 

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▲長丁場連載になると思うが、どうかお付き合いいただければと思う。

 

本記事について

実際の旅行について書き始める前に、本記事では以下の2点について触れておきたい。

旅行の概要

本旅行は、サークル同級生である私・友人A氏・同B氏の卒業旅行として実施されたものである。

その構想がいつ持ち上がったのかはもう記憶が定かではないが、半年ほど前のことだったように思う。そこから具体的な旅程の考案が始まるのはしばらく時間を置いてからであり、基本的には年明け以後の動き出しとなった。

 

いくつかの初期構想が浮かんでは消えていった後、A氏の発案で「オリエント急行のルートを辿る」というコンセプトが打ち立てられ、以下のようなルートが提案された。

 

パリ→ミュンヘン→ウィーン→ブダペストベオグラード→ソフィア→イスタンブール

 

A氏、B氏の間で議論した結果これを逆順にし、イスタンブールに飛び、パリまで鉄路を行き、再びイスタンブールに飛んでから帰路につく」ということで3人とも合意し、これが旅行の核となる……はずだった。

 

ところが、旅の直前になって次のようなニュースが入ってきたのである。

 

 

乗ろうとしていた夜行列車がピンポイントで運休。なんということか。

 

回る都市の数を見れば分かる通り、既に日程的な余裕は乏しく、列車変更でどうにかするのは厳しい。そもそもブダペストに出るまでは列車の本数自体が少なめなのだ。

 

そこで、オリエント急行」というコンセプトを捨ててでも行きたい場所に行ってしまえばいい、と方針転換。A氏たっての希望によりプラハクラクフが行き先に追加され、結局以下のようなルートで確定したのであった。

 

(日本→)イスタンブールプラハクラクフブダペスト→ウィーン→ミュンヘン→パリ→イスタンブール(→日本)

 

各都市で1日ないし2日の観光を設けたことも相まって、総旅程は20日に及ぶ大規模旅行となってしまった。正直、これを提案したA氏も、A氏を制止しない私とB氏も、3人纏めてアホだと思う。

 

なお、航空便・夜行列車といった長距離移動手段や宿の手配は事前に済ませ、一部コンサートやツアーの申込みも行っておいたが、後はもう行き当たりばったりである。

 

私のスペック
  • 国内旅行の経験は多い
  • が、海外には1歩も出たことが無い
  • 英語力は自称中学生並み(少なくとも大学受験時よりは実力がずっと落ちている)
  • ビビリでチキン、想定外の事態に弱い
  • 新しいこと、未知のことにチャレンジするのが嫌い(物心ついた頃から)

 

どうしようもない。

私は当初、この旅行に消極的だったのだが、それは自分自身のスペックの低さを懸念したからだ。型落ちノートPCで動画制作をするようなものである。

 

しかし、メンタルが最も落ち込んだ時期を乗り越えて以後、私は考え直してみた。

これは1人では絶対できないであろう海外旅行に、友人達が連れていってくれるという意味で大きなチャンスなのではないか?この機会を逃したら一生海外に出られないのではないか?

 

このようなお客様思考で自分を誤魔化すことにより、私はついに参加を決意したのである。